オーストラリアのウォンバットは山火事の時に野生動物を助けていた?     (Twitterで話題!)

  

過去前例がないほどで、オーストラリアの森林災害は多くの地域を焼き尽くしています。

この災害で10億頭の命が奪われました。

そんな中、人々の心をほんのすこし明るくさせる投稿がSNSで拡散されています。

生態学者によると、カラパイアでもおなじみの、

人懐っこくてまるっこかわいい、ウォンバットが、

過去の山火事で、他の小動物たちと巣穴を共有していた!というのです。

ウォンバットは本当に巣穴を共有していたのか?

生態は異なるものの、コアラに近い種族とされていて

ずんぐりした体型に小粒な目元でどこかウォンバットは愛嬌があります。

過去の山火事でウォンバットの行動を記録していた生態学者は、ウォンバットが被災した他の小動物たちと巣穴を共有していた事例があり、

ウォンバットの巣穴に隠れた様々な小動物たちが死を回避できた可能性があると示唆していました。

ただ、今回はまだその行動が確認されていません。

過去にウォンバットが巣穴を共有した事例はある!?

新たに発表されたNatureの記事によりますと、

コトドリやワラビーなどの小動物が、過去に避難場所としてウォンバットの巣穴を利用していたという前例があると、述べられています。

ですが、それらの小動物が偶然ウォンバットの巣穴を見つけたのか?

ウォンバットのものと知っていたのか?

ウォンバットが自発的に共有したかどうかは未確認です。

メルボルンのバンドゥーラにあるラ・トローブ大学の生態学者マイケル・クラーク教授によると、

森林火災が起こると、コアラのように小さく孤立した個体群の動物は、未燃部分へ避難する能力というのが非常に限られているため、

あらゆる問題に直面します。

過去の火災の間に、炎から逃れようとワラビーやコトドリがウォンバット巣穴に入るという行動があったことは本当です。

大多数の動物は大きな火災に巻き込まれると、

焼け死にます。

ハヤブサやアカクサインコのような大きくて速く飛べる鳥でさえ、

火から逃れる事は厳しいです。

結論

他の動物がウォンバットの巣穴に避難していたという

過去の事実は本当です。

ですが、ウォンバットの利他的な行動についての信憑性は定かではありません。

実際にTwitter上でも 

(勝手に巣が使われていただけでは?)

(ウォンバットが他の生物に避難させる為に巣穴を作ってはいないと思う)

などのツイートが目立ちました。

利他的かどうか定かではないですが、現在壊滅的な状況に直面しているオーストラリア人や

世界の人々の心に、ささやかな希望をもたらしているのは間違いないと思いたいですね。